だんだん星

透/明/感

一人鳥貴族

2017年の目標は一人焼肉、一人鳥貴族、一人温野菜だった。

どれも達成できずに終わった。

ので、今日一人鳥貴族を実行してみた。

一人呑みができる大人になってみたい。別にお酒が好きな人間ではないけれど、一人で呑める女には軽率に憧れる。哀愁漂ってるかんじとかするやん???

今日それを実行するのだ。めっちゃでかいチェーン店でな。臆病者だから先ずはチェーン店から攻めようというわけ。 

 

なんで今日なのか。

たまたま道頓堀劇場にストリップ 鑑賞しに行って気分がよかったから。

連れの人は某テレビ局の女性プロデューサー。

知り合ったのは一年以上前。

なんかのご縁で時折連絡を取り合ってる。

その人が急にストリップ 劇場に一緒に行かないかと声をかけてきた。

久々に会うのも嬉しいので了承した。

 

そのストリップ の香盤に、素人の私が見ても「これはきっと下手なのだろう…」と思っちゃう女の子がいた。新人の子だという。

多分、年もそんなに変わらない。その子は恥ずかしそうに微笑みながら踊っていた。笑顔がネコっぽかった。

一生懸命カウントをとって下を向いて歌詞を口ずさんでいる。その姿がどうしようもなく痛々しくて愛おしかった。 

 

道頓堀劇場を出て、連れの方は仕事が終わってないからと会社に戻っていった。彼女を近くまで見送って、さてどうしようかとなる。

 

ああ、さっきの女の子が忘れられないから一人鳥貴族してみよう。

 

店に着くと既に満員で10分ほど外で一人待つことになった。ハラダという偽名を書いた。誰やねん。

頼んだメニューはかわ塩とレバー。

大勢で飲むときは一杯目はどうしてもビールにしてしまう。ほんとはビールなんてそこまで好きではない。糖質きになるし。

だから今日は一杯目から麦のお湯割りを頼んだ。一人だから。

となりの席はインターン帰りであろうリクルートスーツを着た男二人と女一人。女の子のことを可愛い可愛いと褒め称えている。

私も去年就活は経験したが悉く失敗した。内定先はあるけれども長く居着くようにも思えない。ほんとは文筆家か占い師か尼になりたいんだ。

 

今度は一人焼肉をクリアしてみようかな。